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上野の東京文化会館でKバレエカンパニーのクレオパトラを友人に誘われたので見に行った。
中村祥子のクレオパトラは、さすがでズバ抜けて良かった。
アントニウス役の宮尾俊太郎は、今回は不調に感じられた。
オクタヴィア役の矢内千夏は、トゥーの回転の連続で最後に3回転するなど、観客を沸かせた。
演出は、ここのカンパニーにしては、控えめ。
ラストは圧巻な舞台セットとライトと強烈な旋律で、非常に印象的。
群舞を含め、ダンサー達のレベルが、どんどん高くなってきている。
全体を通すと、やや散漫で退屈。
性表現も、モーリス・ベジャールやローラン・プティのような気高さも無く、ただ下品。
クレオパトラの衣装も、女性の観客からは批判の声が出そう。
ロミオとジュリエットや白鳥の湖を拝借したシーンと言うかオマージュなんだろうけど。
音楽も1.5流の映画音楽ならば合格点。と言ったところ。
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もう一つかな。